醤油って毎日使うことが多いから、だからこそ自然の素材だけで作られた醤油を使いたいですよね。
自然の素材だけで作られた醤油の見分け方があるんです。
この記事では醤油の見分け方やおすすめをご紹介していきます!
無添加の醤油って何?
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2019/12/4739e43dcf391d584562eacec0be9210_s.jpg)
よく「無添加」の醤油がいいと言われていますが、ちょっと言葉としては惜しいです。
じゃ、何が無添加なの?
砂糖や塩がなくても「無添加」って使えてしまうので、この記事では「食品添加物が無添加」な醤油ということをお話をしていきます。
具体的にはこの3つが揃うとこだわりの醤油と言えるのではないでしょうか。
- 素材
- 脱脂加工大豆と丸大豆
- 自然醸造
では次に一つひとつ解説していきます。
素材
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/05/794879EE-3ADE-4F05-8F22-EDDBDA5FEEC9.jpeg)
そもそも醤油はどんな材料で作られているのでしょうか?
大豆、小麦、食塩
この3つの素材でゆっくりと発酵、じっくり熟成させて作られています。
食品添加物は必ずしも悪というわけではなく、うま味を足してあげたり、安全に保存するために保存料を使っています。
食品添加物にもきちんと役割があるんですね。
意味なく食品添加物が使われたりはしません。
脱脂加工大豆と丸大豆
醤油の材料には脱脂加工大豆と丸大豆があるって知っていましたか?
お店に多い脱脂加工大豆の醤油。
ぜひあなたの家にある醤油の原材料名を見てみてください。
ずばりどっちが良いのでしょうか?
丸大豆の方が美味しい醤油が多いのです。
脱脂加工大豆はその名前の通り、大豆から油を抜いた大豆のこと
海外では大豆を食べることはあまりせず、大豆油にして食用、燃料、大豆インクなどに。
脱脂加工大豆は、醤油の原料や家畜の飼料にしたり、大豆ミートにしたりも。
当然の事ながら大豆のうま味も活かした丸大豆の醤油の方が美味しいのです。
脱脂加工大豆にした分、食品添加物でうま味をプラスしたりと試行錯誤され複雑な素材になっていることがしばしば。
自然醸造
我が家で使っている醤油は、夏を2度経過させてゆっくり熟成させるんだそうです。
普通の醤油は1年以内にすぐ完成させてしまいます。
一方でこの醤油はゆっくり熟成、自然の気温に任せて作っているんですって。
ちょっと興味深いのがその年によって極々微妙に味が変わるんだそうです。
もちろん醤油の塩分や旨味の基準は同じです。
何だか本当に醤油って生きているみたい
自然醸造だからこそこの醤油ができるんですね。納得です。
おすすめは?と言っておきながらここでは一種類の醤油しか紹介しないんです。
おすすめで何種類もあったら、本当のおすすめと言えるのかな?という思いと、少しでも迷いを減らしてもらうことにしました。
試飲ができないからこそ、しっかりこの記事を読んでいただきたいんですよね。
無添加の醤油のおすすめ
わたしが数年前から愛用している醤油はこちらの濃口醤油です。
九州の甘口や関西の醤油と比べたら塩辛いような濃厚な味。
この醤油は東北で作られている醤油なんです。
だから、普段甘めの醤油の味に慣れている人が味見したらびっくりするかもしれませんね。
どことなく懐かしい香りがグッとくる醤油です。
どんなところで作ってるの?
200余年以上前から続く伝統的な醤油屋の八木澤商店さん
場所は東北の岩手県陸前高田市というところ。
実は2011年の3月11日あの東日本大震災による津波で工場や店舗は流出してしまったんです。
醤油の命となる「もろみ」も全てなくなりました。
しかし、震災が起こる少し前に研究のためにと4kgばかりのもろみを持っていた研究所
そしてそのもろみをゆっくり増やしていき、かつての醤油の味が再現、再復活したのです。
それがこの醤油「奇跡の醤」
なるほど。だから奇跡と名付けられたのですね。
大切な伝統を守ろうとする思いが感じられました。
他の醤油と違うところ
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2019/10/E6A1FE7C-6E73-464B-88D5-280C3874B827.png)
2015年にグッドデザイン賞を受賞している醤油。
グッドデザイン賞ってなかなか受賞できないものだと思っています。
そして味は何といっても美味しい。
3つの原材料だけでこんなに香りと味が楽しめるのは驚き。
小分けにするからちょっと舐めて味見して!って言いたくなるほど。
(小分け、お裾分けはもちろんやっていませんよ)
美味しいってのはわかったけど、醤油ってそのまま飲むわけにもいきません。
そこで、次にこの醤油のおすすめな食べ方をご紹介します。
無添加の醤油で何を味わう?
美味しい醤油なら、失敗なく使いたい!
- 刺身
- 炒め物
- 離乳食の味付けにちょっと
- 子供とのご飯で
大人から子供までみんなで安心して使える醤油なのです。
刺身
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/05/AB27B63C-537B-45D7-839F-BB92F4C2079C.jpeg)
まずはお刺身にちょっとつけて召し上がれ。
醤油のそのままの香りと味を堪能できること間違いなし。
わさびをプラスしてご飯の上にドン!
もしくはつまみにしてみるも良し。
結構、病みつきになる醤油
お刺身を買ったら醤油の味も浮かべてしまうほど。
言い過ぎかな?
醤油をそのまま使うなら卵かけご飯でも美味しいです。
白いほかほかご飯に醤油をチョンチョンと垂らして海苔で包む、そして食べる。
ご飯、醤油、海苔の三重奏が最高です。
我が家の子供たちの大好きな食べ方。
炒め物
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/05/CC8043A8-7A27-4880-A555-3DA57D8320AC.jpeg)
そのままの醤油を堪能したところで、次はちょっと実験タイム。
炒め物の仕上げに醤油をサッと回し入れ。
フライパンの熱で香ばしい香りを引き立てます。
余談ですがちょっと贅沢ですが、煮物にも使えます。
離乳食の醤油に
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2019/12/0ce1101e59ff74861a4621157ac071e9_s.jpg)
赤ちゃんの離乳食に。
初めのうちは素材の味だけ、出汁だけで作りますよね。
ステップアップしていくと調味料として醤油の出番。
極わずかな使用ですが、大切な赤ちゃんにこそ自然の素材を食べさせてあげたいですよね。
そんな時にも気軽に使える醤油です。
罪悪感なく使えるって嬉しいです。
わたしももう少し早く出会いたかった。
子供とのご飯で
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2019/11/7742A6C3-EAC7-4B30-ACBD-6C15DA8ABD19.jpeg)
味に敏感な子供のご飯
使う醤油の量も少しです。
少量なのでちょっとだけ使う煮物にも使っています。
口コミは?
他の人の本音はどうなのでしょうか?
口コミを甘口から辛口まで、いろいろ集めてみました。
その結果は…
お刺身に、蒸し鶏にと料理の素材の味を壊さずに、引き立ててくれる味です。また買いたいです!
容器が勿体ない!いつも捨てています。せっかくいい素材、入れ物なのだからリサイクルしてほしい
確かに見た目は白い陶器。
ペットボトルとは違い、リサイクル出来るわけでもなくビンの日に捨ててしまいます。
透明な容器ではなくあえて白い陶器にしたのは、光からの劣化を防ぐためなのかもしれませんね。
まとめ
食品添加物が入っていないこだわりの醤油の見分け方
- 大豆、小麦、食塩だけの醤油を選ぶ
- 脱脂加工大豆より、丸大豆の醤油が美味しいことが多い
- 無駄なものがない食品添加物のない醤油こそ赤ちゃん、子供にも安心して使える
ぜひあなたのコレ!というお気に入りの醤油に出会えますように