保育園や幼稚園に行く前、忙しい朝でも食べられるとっても簡単な時短メニューをご紹介します。
メニューといっても、メイン一品にフルーツと牛乳を足すだけの超簡単な朝ご飯です。
朝ご飯を食べないと体にどんな悪影響がでるのでしょうか?
- 1日の活動全体に影響がでる
- 朝ご飯を食べないと体温が上がりにくい
朝ご飯を抜くことにより、体温が上がりにくく思うように動けなくなります。
それだけではなく、午前中にぼーっとしたり、集中力が続きません。
朝ご飯を食べることによって、元気よく1日が過ごせるようになります!
朝ご飯に必要な食材や、それを使った簡単なメニューをご紹介していきます。
子供の朝ご飯に必要な栄養素と食材

必要な栄養素、その栄養素が体にどのように働くのか簡単にまとめました。
- 炭水化物→エネルギー源
- たんぱく質→体の血や肉を作る
- ビタミン・ミネラル→体の調子を整える
炭水化物を食べて体のエネルギー源となり活動することができます。
しかし、炭水化物だけでは筋肉、血液などは作られないし、体の免疫や調子を整えることができません。
だから、体の血や肉を作るたんぱく質、体の調子を整えるビタミンやミネラルが必要です。
では、その栄養素はどの食材に含まれているのでしょうか?
栄養素 | 食材 |
炭水化物 | ご飯、うどん、パン |
たんぱく質 | 魚、肉、卵、豆腐 |
ビタミン・ミネラル | 野菜、果物・海藻類 |
必要な食材は結構多い…
ポイントは、栄養素ごとに必要な食材を1つずつ選ぶことです。
・ご飯(炭水化物)
・焼き鮭(たんぱく質)
・ほうれん草のお浸し(ビタミン)
本来ならもう少しいろいろな食材を取り入れて欲しいのですが、忙しい朝を乗り越えるために最低限このポイントをおさえるといいです!
幼児食の時短朝ご飯の作り方ポイントは、メイン1品だけを考える

後片付けも簡単にするためにワンプレートにするととっても楽です!
- メインは1品にする
- 自分で食べられるフルーツを選ぶ
- 飲み物は牛乳を選ぶ
- 炭水化物をベースにする(ご飯)
- 炭水化物に、たんぱく質とビタミン・ミネラル (鮭、野菜) を加える
フルーツと牛乳を付けるとして、メインはいったいどんな種類があるのでしょうか?
- 魚と野菜を混ぜ込んだおにぎり
- 前日のおかずを乗せた丼物
- 野菜と卵のうどん
- 味噌汁にご飯を入れる
- 野菜、ハムチーズなどを挟んだサンドイッチ
- 野菜、チーズを乗せたピザトースト
- バナナとフルーツを入れたシリアル(付け合せのフルーツは、野菜に変更)
全部混ぜ込むのがとっても簡単な方法です。
献立の基本は「主食」「主菜」「副菜」「汁物」ですが、朝に手早く準備ができてスムーズに完食するために一品に全部混ぜ込んでいます。
和食メニュー
和食をメニューに選ぶなら、炭水化物はご飯かうどんがおすすめです。
- ご飯→おにぎり、丼物
- うどん
丼物などは前の日などに具材を準備しておけば、ご飯の上に乗せるだけなので1分で完成です。
具材がない場合、一番簡単に作れるものは「おにぎり」です!
栄養満点!全部ごちゃ混ぜ最強おにぎり(3分)
ご飯に、たんぱく質と野菜を混ぜ込む最強のおにぎりです。

- しらす(たんぱく質)
- ほうれん草または小松菜(ビタミン)茹でるか、電子レンジで加熱しておく。
- ごま、かつお節(風味付けに)
具材をご飯と混ぜていただきます!
しらすを焼き鮭に変えてもOKです。

- ノンオイルタイプのツナ缶(たんぱく質)
- 人参入りひじきの煮物(ミネラル・ビタミン)
具材をご飯と混ぜていただきます!
ひじきの煮物は作り置きがおすすめです。
ツナやひじきには鉄分の栄養素も含まれています。不足しがちな鉄を補うにもぴったりなおにぎりです。
無理に食べさせようとすると、ますます食べなくなるので要注意!
そんな時は、ご飯を海苔で巻いたり、納豆ご飯にしたり、焼きおにぎりにしたり、好きなものと合わせるのがおすすめです!
前日のおかずを乗せた具沢山の丼物(前日15分→当日 1分)
一から具材を切って炒めての作業工程をするとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
丼物といっても種類は豊富です。
・「親子丼」にほうれん草をプラス(炭水化物、たんぱく質、ビタミン)
・「そぼろ丼」にピーマンや玉ねぎや人参をプラス(炭水化物、たんぱく質、ビタミン)
湯煎で簡単な時短メニュー、レンチンですぐに用意できるおかずがコープ(生協)から購入ができるんです!

最近は、冷凍の離乳食や幼児食メニューも増えてきて重宝しています!
野菜かき玉うどん(10分)
加熱するので、他より調理時間が少しかかる「うどん」ですが食べやすく子供に人気です。
ご飯を食べてくれないときにおすすめです。
- 火の通りやすい、ほうれん草や小松菜をプラスし、うどんを入れて煮込みます。
- 仕上げに溶き卵を落として「野菜かき玉うどん」の完成です。
★1歳児さんはうどんを食べやすい長さに、キッチンバサミでカットすると簡単です。
味噌汁にご飯を入れる(15分→2分)
前日の残りの味噌汁でも良いし、今夜の味噌汁を先に作っておくでも良いです。
その味噌汁1杯分にご飯を入れて、混ぜて食べる「ねこまんま」というものがあるんです。
わたしはこれで離乳食の時から小学生にあがるまで、朝ご飯に食べてきました。笑
味噌汁にご飯が染み込んで、食欲のない朝にも食べやすい一品です。
洋食メニュー
パン好きには嬉しい洋食では、たんぱく質と野菜を挟むのが一番おすすめです。
洋食メニューでは茹でることがないため、和食より早く完成できるものもあります。
- 食材を用意して挟んでカット
- パンの上に乗せて焼くだけ(冷ます時間が必要)
- 一人で食べやすい
ミックスサンドイッチ(5分)

パン好きさんならサンドイッチがぴったり!
- 8枚切りの食パンにハム、チーズ、レタス、きゅうりなどを挟む。
- 食べやすいように切ったら完成です。
ミックスサンドにフルーツ、牛乳を付けて洋食メニューの完成です!
- たまにはバナナ、いちご、みかんなど旬の果物とヨーグルトを挟んで食べるのも◎
★フルーツサンドイッチがメインの時は、付け合せのフルーツをブロッコリーやミニトマトなどの野菜に変更するとバランスが良くなります。
ピザトースト(7分)

とろーりチーズが食欲をそそる野菜のせのピザトーストも用意したい朝メニューです。
トースターでの加熱、やけどしないように冷ます時間が必要になります。
- 8枚切りの食パンにケチャップを薄く塗ります。
- ブロッコリー、コーン、玉ねぎなどをのせてチーズをかけてトースターで約3分加熱します。
- やけどしないように少し冷ましたら完成です。
★冷ましている間に、フルーツや牛乳を用意しておきます。
シリアル(3分)

さくさくの食感 シリアルは、ちょっとお菓子感覚で食べられるので「ごはんダメ」「パンダメ」という時にも持ってこいの一品です。
- お好みのシリアルなどを器に入れ、バナナ、果物を入れます。
- 牛乳またはヨーグルトと合わせたら完成です。
バナナを入れることにより、食感も楽しめるし腹持ちが良くなるのでぜひ一緒に食べたいです。
付け合せをブロッコリーやミニトマトにするとさらに◎
子供が朝ご飯を食べない時のお助け術
もし何か食べられる食材があるなら、それをメインで食べてもらいましょう!
それとは別に、栄養を補えるものがあればOKです。
時期が来ると「どうやってもご飯などを食べない時」もありますよね。
しかも、忙しい朝に「これは食べない」と言われてしまったら…イライラの元にもなります。
朝はフルーツだけの日も続きました。
そんな時に我が家の救世主「こどもフルーツ青汁」で不足している栄養素をプラスしました。
食べられる食材+こどもフルーツ青汁50ml
「こどもフルーツ青汁50ml」だけで摂れる栄養素は、
- 40種の植物発酵成分
- カルシウム140mg
- 乳酸菌140億個
- ビフィズス菌6億8千万個
- ビタミンD 3.77μg
- オリゴ糖
50mlに入っているなんて信じられないくらいの量でした。
偏食でほとんど食べない時に栄養補助としておすすめです。
パンしか食べない、ふりかけご飯だけってことも珍しくない子供の偏食。
「これなら食べる」という食材を子供にあげます!
不足しているビタミンなどは、子供用フルーツ青汁で補うというのも一つの方法です。
昔とは違って、今は子供向けにきちんと作られた栄養補助食品などがあります。
それも6歳ぐらいまで…。そんな偏食のわたしに何か栄養をつけて欲しいと、祖父母から市販のドリンク、ヤクルト、オロナミンC、肝油、クロレラ、サプリ…大人用じゃない!?という栄養サプリ中心のものを食べていた記憶があります。大人用も多いからそれらは気を付けて!!
だから、子供にはきちんと「子供用」を選んであげてください。

これだけで「野菜食べない」というイライラやストレスから解放されました!!
まとめ
- メインは1品にする
- 自分で食べられるフルーツを選ぶ
- 飲み物は牛乳を選ぶ
メインに、全部混ぜ込むのがとっても簡単な方法です。
- 魚と野菜を混ぜ込んだおにぎり
- 前日のおかずを乗せた丼物
- 野菜と卵のうどん
- 味噌汁にご飯を入れる
- 野菜、ハムチーズなどを挟んだサンドイッチ
- 野菜、チーズを乗せたピザトースト
- バナナとフルーツを入れたシリアル(付け合せのフルーツは、野菜に変更)
無理なく、続けていけるメニューが大切です!
メニューがほとんど同じでも大丈夫。
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