今回の記事では、赤ちゃんにも安心して使える和風だしパックの見分け方をご紹介します!
赤ちゃんが生後5か月を過ぎたころから始まる離乳食
最初は重湯からはじまり10倍粥や野菜など、消化がしやすくアレルギーのリスクが低い食べ物から進めていきますよね。
離乳食をはじめた頃はまだ素材だけで充分です。
段階を進んで、和風のだしを使うとき…
市で行われた離乳食の指導教室などでは「かつお節や昆布からきちんとだしを取りましょう!」と言われてきました。
昆布やかつお節を使ってきちんとだしを取るのも素晴らしいことです!
「でも、正直大変…」
市販の和風だしパックを使えば、だしが簡単に作れます!
しかも「パック」入りだから、後片付けも簡単です。
いざお店へ買いに行くと、「食塩」が入っていたり「赤ちゃんに食べさせていいものかわからない」ということはありませんか?
離乳食で使える和風だしパックの簡単な見分け方
とっても簡単です!
「かつお節、こんぶ」だけといいましたが、実はこれだけ入っている和風のだしパックって珍しいんですよ。
市販の他の和風だしパックを詳しく見てみましょう。
食塩、だし原料(魚類、海藻類、茸類)、粉末醤油、砂糖、調味料(アミノ酸等)、魚類エキス:(原材料の一部にさば、大豆、小麦を含む)
せっかくなので、赤ちゃんに選ぶ和風だしパックでは、気を付けたいことをご紹介します。
原材料に着目!何が入っているか見よう
赤ちゃんの時期・離乳食で避けたい和風だしパックの中身はこんな素材です。
- 塩分のないものを選ぶ
- 食品添加物の入らない無添加なもの
- アレルゲンの食材は避ける
塩分のないものを選ぶ
離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんは味覚がとっても敏感です。
しかも、離乳食初期のころは赤ちゃんは食塩の排出がうまくできないのです。
食塩の使用は、離乳食の初期では必要ありません。
だから、和風だしパック使う場合は「食塩はないもの」を選んでください!
食品添加物の入らない無添加なもの
旨味やコクを出すために「アミノ酸」や「たん白加水分解物」などが和風だしパックに入っていることがあります。
だしを使う調味料(めんつゆなど)でも使われています。
食べたからと言ってただちに危険が及ぶものではないですし、食べても害のないものだから食品に使えます。
しかし、まだお粥や野菜などしか食べたことがない赤ちゃんには避けておきたい食品添加物です。
アレルゲンの食材は避ける
アレルギー表示の対象に、 さばがあります。
実は、この「さば」が和風だしに多く使われている素材なのです。
なぜ、わざわざアレルゲン物質の原因となるさばを入れるのか?
さばには旨味成分の「イノシン酸」があるから、より美味しく仕上げるために入れていると言われています。
ただし、まだどんな食材にアレルギーが隠れているかわからないので、食材のさばを食べるまでは避けたい素材です。
また、さきほど例にした和風だしパックの原材料の後半をよく見ると…
食塩、だし原料(魚類、海藻類、茸類)、粉末醤油、砂糖、調味料(アミノ酸等)、魚類エキス:(原材料の一部にさば、大豆、小麦を含む)
さばの他にもアレルゲン物質の「大豆、小麦」が含まれていました。
食塩だけではなく、醤油や砂糖も使っている種類もありました。
これらの和風だしパックは、幼児期に入って食経験が増えてからでも良さそうです。
離乳食で使える和風だしパックのおすすめは?
クック・チャム ママの「やさしい出汁パック」
この「やさしい出汁パック」は、かつお節とこんぶだけで作られています。
このパック作っているところは、九州や四国を中心に愛されている老舗のお惣菜屋さん「クックチャムプラスシー」さんというところです。
だしパックでの作り方は超簡単です。
お鍋に水を400mlとこの「やさしい出汁パック」を入れて、中火にかけて沸騰したら火を止めて5分置いて、和風だしの完成です!
離乳食で使える和風だしパックの簡単な見分け方のまとめ
もちろん、一からかつお節やこんぶから取るだしも美味しいです。
もし、和風だしパックにするなら、この2種類だけを使ったものが安心して使えるでしょう!
赤ちゃんには安心して使えるものが一番です。
無理をせず、ご飯作りができることを応援しています!