この記事では栄養士がおすすめする栄養素が学べる本をご紹介します。
こんなことありませんか?
- 炭水化物ってなんで大事なんだっけ?
- この栄養素ってなんで必要なの?
- 風邪の時は何を食べるべき?
- にんじんにはどんな栄養素があるの?
基本的な栄養素を知っておくとこれからの食事、健康を意識することができます。
1年、2年と健康に生きていけると嬉しいですよね。もちろん!
この記事はこんな方におすすめ
- 1冊で栄養素や効能を学びたい
- 難しい栄養素の本は苦手
実はわたしも、簡単に栄養素を説明するときに使っています。
では、さっそくご紹介します。
栄養学の基礎基本がわかる本
誰が読んでもわかりやすい本がいいですよね。
できれば図解や写真など視覚でも楽しめるのがおすすめ。
一生役立つ きちんとわかる栄養学
とりあえず、この本だけ買えばおまかな栄養学がわかる本です。
最初の方に漫画の図解があり、わかりにくい用語を解説してくれています。
栄養学の最新常識(腸内フローラやファイトケミカルなど)も掲載されており、栄養士の免許をとったわたしですら「なるほど」という内容もあります。
けっこうためになるよ
この本でわかること
- 栄養学の最新常識
- 栄養素別の働き
- 症状別・栄養素のとり方
- 食品の栄養成分と作用
炭水化物、たんぱく質、脂質など基本の栄養素から、ビタミンAやビタミンC、鉄や亜鉛などよく聞く栄養素もちゃんと説明されています。
便秘や風邪の症状のときはこんな状態で、対策、食べたい栄養素が見やすくまとまっています。
後半の「食品の栄養成分と作用」では、代表的な食材(人参、じゃがいも、玉ねぎ、納豆、卵など)の持つ栄養素、100gあたりに含まれている栄養素の量も掲載されています。
初心者さんにはこの本だけで、充分だと思います。
だってわたしがこの本を頼りにしているから・・・
栄養学はわかったけど、このあとは食材が持つ栄養素について知りたくなります。
それぞれの食材が持つ栄養素がわかる本
ここの食材にはこんな栄養素があるから食べようってなりますよね。
そのためには食材にどんな栄養素があるか知りたいわけです。
新・野菜の便利帳 健康編
昔、本屋で話題になった「野菜の便利帳」
野菜の種類などがかかれていた本です。
その「野菜の便利帳」の栄養素も説明されたバージョンがこちら。
新・野菜の便利帳 健康編
この本でわかること
- 緑黄色野菜
- 実野菜
- 果物
- 葉野菜
- 海藻
- ハーブ
- きのこ類
- 根菜
- 豆類・穀物
- 種実
野菜中心に知ることができます。
野菜など大半の栄養素についてはこれでばっちりそうですね。
え?待ってお肉やお魚ってないじゃん。
からだにおいしい魚の便利帳
栄養素とはちょっとだけ離れますが、魚の目利きができる本
この本でわかること
- 魚 あいなめ、あじ、かつお、たい…焼く、「全国の名物料理マップ」、「揚げる」
- 蝦・蟹・烏賊・蛸 くるまえび、たらばがに、こういか、たこ…「ゆでる 蒸す」、「日本の旬、早わかり」
- 貝・海藻 あわび、とりがい、こんぶ、ひじき…「缶詰味比べ」
いつも選ぶお魚に当たり外れがあるなぁ、と感じる方にもおすすめです。
もっと簡単に栄養学が知りたいとき
もう、本当に文字はあまり見たくないんだ・・・って時にはこちら。
栄養素キャラクター図鑑
こどもと一緒に読めるのがこの栄養素キャラクター図鑑
2017年に発売されたわりと新しい本
それぞれの栄養素がキャラクター化されて、目で見て楽しめる本です。
ページは少な目だけど、さらっと眺めたい人にはおすすめ。
野菜と栄養素キャラクター図鑑
栄養素キャラクター図鑑の「野菜」のキャラクターバージョン
個性あふれるお野菜たちが可愛く、面白い内容。
野菜が苦手なお子さまとも一緒に楽しめる内容です。
まとめ
- 「一生役立つ きちんとわかる栄養学」さえあれば一通り栄養素がわかる
- もっと野菜の栄養素を詳しく知りたいときは「新・野菜の便利帳 健康編」
最短で、簡単に栄養学を知るには「一生役立つ きちんとわかる栄養学」は手元に置いておきたいですね。