手作り袴風の服は選ぶ生地や柄を変えれば、男の子と女の子どちらでも作ることが出来ます。
わたしは、髪飾りとお揃いの生地にしたくて、和風柄の生地をまとめて購入して娘の衣装を手作りしました!
他の誰ともかぶらない物が欲しかったのです。
1度きりしかない行事だからこそ、みんなと違った柄に。
オリジナルのうちの子だけの袴風の服を作りませんか?
この記事では市販の型紙を使って、ミシンがなくても手縫いで作れる衣装をご紹介します。
もちろんミシンがあった方が早く作れますが、今回は赤ちゃんが寝ている間に作るのでうるさくならない手縫いにしました。
赤ちゃん用の手作り袴風の服の材料
どこを探しても書いていなかった材料はこちらです。
- 赤ちゃん用の浴衣の型紙
- 振袖用の好きな柄の生地
- 袴用の生地(上が柄物なら無地が良い)
- 裁縫セット
赤ちゃんの袴の型紙ってほとんど売っていないんです。
しかし、何か型紙がないと作れないのと、印刷するのが大変そうだったので市販の浴衣用の型紙を買いました。
市販の浴衣の型紙があったので上は浴衣風に。
昔、自分でオリジナルキャラクターの衣装を作っていたので、このアイデアに結びつきました。
うふふ、アニメキャラのコスプレですね。
振袖の部分だけを作ったり、半纏を作ったりしました。
また今回もお世話になります。
下の袴となる部分は脱ぎやすいようにかぼちゃパンツにしました。
かぼちゃパンツの型紙はセパレートのズボンを当てて、一旦大きめの紙に書き写しました。
大きめのカレンダー裏や包装紙の裏でも良いです。
上は柄入りの生地を選んだので、ズボン部分は無地の生地を選びます。
上は無地の生地なら、ズボンは柄付きでもおしゃれですね。
ここまでかかった費用は裁縫セットを除き、2,379円
裁縫セットはわたしが小学生の時に買った物を使っています。
実は、市販の袴ロンパースの最安値を買った方が安く手に入ります。
少し柄やデザインにこだわったものだと、5,000〜8,000円と結構高めの金額なのです。
手作りにする前は8,000円近くの袴ロンパースを検討していましたが、やはりお値段で断念しました…
だからこそ、ここでこだわるのが「オリジナル」
誰ともかぶることのない袴を目指していきます。
せっかく買った浴衣の型紙、1番大きなサイズで夏祭り様に1枚分切っておき、後で作ってみるのも良さそうです。
帯となる布は好きな色で手染めして、オリジナル感を出すと素敵かも。
赤ちゃん用の手作り袴風の服の作り方
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/DC7CE797-EF7B-463A-9ACD-546E435837B1.jpeg)
この流れで作っていきます。
- 上の浴衣部分を作る
- 下の袴風かぼちゃパンツを作る
- 帯風のリボンを作る
上の浴衣部分を作る
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/5E98D750-5617-4EF7-816E-5F239C96F26E.png)
まずは型紙を切っていきます。
型紙はベビー浴衣の上部分を使いました。
お食い初めならSサイズ、でも初節句などが数ヶ月先ならMサイズにしておくと良いでしょう。
作り方は型紙を買うと付いてくる作り方の手順通りに作りました。
作るのに夢中でうっかり工程の写真を撮り忘れてしまいました。
型紙通りに切り、浴衣の下部分はカットし省きました。
型紙通りに切ったらあとは手順通りパーツごとに縫い合わせていきます。
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/5F085BDC-85A5-4D06-88D8-AB4009B10B21.png)
大体は上部分で力尽きます。
もう間に合わなくなったらスカートでも良さそう。
いや、上部分が完成したらもう少しです。
寝不足は厳禁!
休みながら、睡眠は取りながら製作してくださいね。
下の袴風かぼちゃパンツを作る
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/349EDBB3-D265-4AB1-920E-532CCC4201E0.png)
可愛いかぼちゃパンツを作っていきます。
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/0D9539E5-CCA6-481F-8DFA-9C04D71D327E.jpeg)
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/FB4822D3-76C3-4C95-BA6D-5B88E5487466.jpeg)
切った生地は裏返してザクザク縫っていきます。
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/B0C87DFE-02FD-4778-ABBE-A3EF29444C7B.png)
ズボンのように作っていき、腰、足が出るところにゴムを入れていきます。
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/614EA9E1-6E40-4ABD-94E1-2C57ED6BCADC.png)
帯風のリボンを作る
裏面はクリップにしても良し!
クリップだと怖いかな?と感じるときはストレッチゴムを使って帯風に仕上げていきましょう。
帯風リボンはボンドがあれば作れます。
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/1A620DFF-32B3-49B0-94EE-58FD9A227006.jpeg)
手作り袴はいつ作れる?
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/C24B3D55-CE3B-4637-B7DF-A5C19471BD84.jpeg)
まず大切なことが作れる時間があるのかということです。
わたしは娘がが寝ている時を見計らって、スキマ時間で作りました。
生後0ヶ月〜2ヶ月まではよく起きる子だったので、作成は不可能。
3ヶ月ころから少し慣れてきて、ほんの数分の時間を使い作っていきました。
実は3ヶ月の時は上しか完成せず、下の袴は完全に布生地…
急遽、スカート風に仕上げました。
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/DA9A2704-F033-4C5C-B139-BF2358D69F14.jpeg)
ミシンがあれば1時間で作れたのかもしれません。
実際に作ってみた感想
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最高です。
頑張って作った甲斐があり、達成感が得られました。
写真にも残せたので満足です。
娘は「何だ??」という顔つきで着せられていました。
マットなどを敷き、その上で寝かせて撮影も良さそうです。
一つ気になるのが暑くない?寒くない?という温度について。
ちょっとした対策をご紹介します。
暑い夏に着る時の暑さ対策
肌着1枚に袴風着物を着せてあげました。
結構暑そうなので短時間で切り上げました。
春秋に着る時の工夫
少し肌寒いと大変なので、中に着る服を1枚プラス
手軽に服をプラスできるので安心です。
冬に着る時の寒さ対策
元は浴衣部分を使っての衣装なので、下に重ね着ができるんです。
タイツや中に着る服で調節できるのも魅力的です。
そして着るだけで一段とお洒落に見えますよ。
柔軟に対応できるのも、手作りならではのメリットです。
オシャレにアレンジできる方法
ちょっとお洒落にアレンジできる方法を発見!
とても可愛いアレンジがいろいろあります。
- ベレー帽+フリル
- マフラー+タイツ
- フェルト兜or髪飾り
- 麦わら帽子
兜は男の子、髪飾りは女の子と限られてきますが、それ以外は男女どちらでも可愛くアレンジできますよ。
ベレー帽+フリル
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可愛いアイテムのベレー帽、フリルの付い服もしくはフリルを着物部分に付けても良いですね。
マフラー+タイツ
冬場に試してみたい組み合わせ。
初節句の前に、まだ寒い時に写真撮影をしたい時に首元、足にタイツがあると安心できそうです。
フェルト兜or髪飾り
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女の子ならつまみ細工で作った髪飾りなんてあると素敵に間違いなしです。
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/E27D2210-615B-449F-BD65-B87D83EF8384.jpeg)
髪の毛がまだ少ししかなくて、、、という場合はヘアバンドなどの髪飾りもおすすめです。
![](https://amekko.net/wp-content/uploads/2020/04/9EF3D7DD-7BE4-4A4E-8595-9FBCD29E9F0D.jpeg)
男の子ならフェルトで作った兜
フェルトで作る兜の作り方はこちらからご覧いただけます。
麦わら帽子
またちょっとしたアイテムとして麦わら帽子にしてみるのも楽しそうです。
その他にもいろいろなアレンジができそうです。
組み合わせ次第でお洒落にできるのが嬉しいです。
まとめ
手作りで作るには時間が必要です。
ただし時間をかけて手作りした分、最高の記念そしてプレゼントになること間違いなし!