息子が2歳のころ、お風呂が嫌いになりお風呂の時間がとっても大変でした。
「お風呂に入ったら絵本を読もうね」など、楽しいことで誘っても効果はなし。
お風呂用のおもちゃで誘いこんでも、その日だけの効果しかありませんでした。
毎日おもちゃを買っていられません。
そこで試したのが市販のバスボールです。
しゅわしゅわとガスが出て面白いし、お湯の色も変わる、最後にはおもちゃが出てくる嬉しいアイテム。
もちろん、息子も大喜び!
お風呂に誘い込むこと大成功!!
でも、市販品は400円以上するものが多いのでとても気軽に買えません。
実は手作りすると1つ約20円ぐらいで、とっても安く作れてしまうんです!
しかも、材料は2つだけ。余ったら掃除にも使えるので、バスボール作り専用に買う必要もありません。
バスボール(バスボム)の材料はシンプル!
市販のバスボールにはいろんなものが入っているので、てっきり材料は色々揃えなきゃいけないんだと思っていました。
しかし、手作りのバスボールの材料は意外にもシンプルなんですよ。
材料
材料はこれだけ!
100円均一の店舗でも買えます。
今回はドラックストアにて購入。
- クエン酸 200g
- 重曹 100g
- お好みの入浴剤 ※
- 中に入れるおもちゃ
※入浴剤は色付け、香り付けのために少量入れています。
色、香りを気にしない場合はなくても問題ありません。
クエン酸大丈夫?
ちょっとでも心配になった方は食用のクエン酸がいいかもしれません。
- 霧吹き
- ボウル
- スプーン
- バスボールを固める型
バスボールを固める型は、ガチャガチャのカプセルやおにぎりの型などがあると作りやすいです。
今回はアンパンマンのおにぎり型を使いました。
入浴剤や香りのする材料を入れる場合は、においが残るので要注意です!
スプーンも使い捨てがおすすめです!
ない場合は、ラップを使って形を整えてください。
重曹やクエン酸ってよく耳にしますが、いったいどんなものなのでしょうか?
重曹って何?
「重曹」はお掃除、入浴剤、お菓子作りなどにも使われています。
「食用」のものを使えば、万が一口に入っても問題ありません。
肌の黒ずみ・毛穴の角質を取り除いてくれる効果があり、皮脂を落とす作用が強いのが特徴です。
肌が乾燥すると思ったら週1~2回程度の使用に抑えてください。
クエン酸って何?
「クエン酸」はレモンや梅干しなどに含まれる酸っぱい成分で、ジャムに加えたりと「食用」にも用いられます。
その他には、掃除など水垢、石鹸垢の汚れを落とすのに使えます。
ただし、「敏感肌」の人はクエン酸が多いと刺激を感じることもあるので、肌に合わないと感じたら中止してください。
重曹やクエン酸が余ってしまっても、掃除に使えるのが嬉しいですよね。
バスボールの注意ポイントを理解して適切に楽しもう!
楽しいお風呂タイムなのに使っていてあれっ?となったらいやですよね。
バスボールの注意ポイントはこちらです。
- 毎日使わない。
- 肌に合わないと感じたら中止する。
- 入浴剤を入れた場合は残り湯で洗濯はしない。
毎日使わない
「重曹って何?」「クエン酸って何?」で説明したように、それぞれのもつ性質がお肌を痛めてしまう場合があります。
乾燥肌、敏感肌の体質をお持ちの方は注意が必要です。
目安としては週に1、2程度なら良いでしょう。
肌に合わないと感じたら中止する
重曹は皮脂を落とす作用が強く、クエン酸は肌に刺激を感じることがあります。
「なんだかおかしいな、痛いかも・・・」と感じたら中止してください。
入浴剤を入れた場合は残り湯で洗濯はしない
洗濯槽などを痛めてしまうことがあるため、入浴剤入りの場合は残り湯はそのまま捨ててください。
重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性なので中和してしまい、お互いのもつ効果は打ち消しあってしまいます。
掃除をするときは別々に使ってくださいね。
バスボールの作り方
- ボウルに、重曹とクエン酸を入れて混ぜる。
- 霧吹きで少しずつ水を加えていく。
- ②が、きゅっと握りやすくなる程度に湿らせる。
- 型に入れて成形、おもちゃを中に入れる。
- ④を取り出して、風通しの良いところで1日乾燥させる。
- すぐに使わないときは、湿気らないように密封容器(ジップロックなど)に入れて保存する。
では実際に作ってみました!
① ボウルに、重曹とクエン酸を入れて混ぜる。
② 霧吹きで少しずつ水を加えていく。
③ きゅっと握りやすくなる程度に湿らせる。
④ 型に入れて成形、おもちゃを中に入れる。
⑤ 取り出して、風通しの良いところで1日乾燥させる。
⑥ すぐに使わないときは、湿気らないように密封容器(ジップロックなど)に入れて保存する。
1つひとつラップなどに包むのがおすすめです。
使いたい時に1つ選び、ラップに包んだままお風呂まで持って行けます。
バスボールを作るときの注意点とポイント
- 入浴剤、アロマオイルを使う場合は、においが付くので食用と分けて作る。
- 霧吹きで水を入れるときは、1回1回様子を見ながら入れていく。
- 型に入れるとき、ラップをしてから入れると取りやすくなります。
- 型に入れるときは入れすぎない!あふれてしまいます。
注意点を守って楽しく作りましょう!
バスボールを作ってみて、お風呂に入れてみた感想
出来上がったバスボールを3歳の息子に見せた瞬間、「お風呂に入りたい!」とワクワクモード。
いざ、浴槽のお湯の中へバスボールを入れてみました。
結果、市販のバスボールより、すぐに溶けてしまいました。
長く楽しむには向いていませんが、そもそもあまり長風呂をしないので問題ないしです。
肌が弱いので「もしかしてしみるのかな?」と思っていましたが、少量なので問題なしでした。
残り湯で洗濯をしてみましたが、重曹とクエン酸は中和されているのでこちらも洗浄能力に問題はありませんでした。
でも、万が一お肌に異常や違和感を感じたら、使用はお控えくださいね。
楽しく使っていきましょう!
ぜひ、作ってみてくださいね♪