3回の離乳食もとるようになり、食事のサイクルがついてきたところ。
おやつはどんなものをあげたら良いのでしょうか?
スナック菓子はまだ早いような気がする・・・
ミルクも飲まなくなって、離乳食だけで栄養がたりているのか心配
パンをおやつにだせば良いのかな?
- 1歳児のおやつの量や回数
- 具体的なおやつ
それでは、おやつについて見ていきましょう!
1歳児のおやつの量や回数の目安
5~6ヶ月から離乳食はスタートして、1歳すぎれば安定して1日3回の離乳食になりますよね。
しかし、まだ1回に食べられる量が多くはないので、食事だけでは必要な栄養素が不足してしまいます。
そこでおやつが必要なのです!
必要なカロリーや栄養をおやつの時間に補給をするので、 第4の食事と言われるほど大切な食事です。
おやつの回数は、1日1〜2回
おやつを食べるタイミングは、ご飯に影響の出にくい午前10時と午後3時がおすすめです。
おやつは、1日に必要なエネルギーの10%~15%を目安に考えて摂取していくのがベストとされています。
1歳児で1日に必要なエネルギーは、男子950kcal、女子900kcal
おやつではそのうちのエネルギー10%〜15%
↓
男子は95kcal〜142kcal、女子は90kcal〜135kcalです。
参考にしてみてくださいね。
1歳児のおやつの種類
食事で不足する栄養を補うためには、おにぎり、サンドイッチ、バナナ、ヨーグルトなどのような軽食やフルーツなどを取り入れるようにしましょう。
貴重な食事に、スナック菓子を選んでしまうのはもったいないです!
乳製品、果物類、いも類、穀類を選ぶようにしましょう。
1歳ごろからは1日100kcalが目安でしたね。
では、どのおやつはどのくらいのカロリーなのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
乳製品
牛乳
子供用のコップ半分・50mlで、約35kcal
牛乳といえばカルシウムが摂れることで有名ですね。
カルシウムは骨や歯を作る働きがあり、とても重要な栄養素です!
その他にビタミンB2・ビタミンB12の栄養素も牛乳にはあります。
ビタミンB2は、 発育促進、皮膚、髪、爪などの細胞の再生の働きを持っています。
ビタミンB12は、 葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助けくれるのです。
ヨーグルト
無糖ヨーグルトは、小鉢の半分(60g)で約37kcalです。
ヨーグルトも牛乳と同じくカルシウムが豊富で、ビタミンB2も含まれています。
ビタミンB12は牛乳と比べても少ないですね。
バナナなどフルーツと一緒に混ぜると、栄養補給もできて美味しく食べられます!
果物類
バナナ
手軽に食べることができるバナナは、お家に常備しておくと良いですね。
バナナは1本で約77kcal
フルーツの中でカロリーが高いとされており、みかんより腹持ちが良い特徴があります。
そして、バナナにはビタミンB6が豊富です!
ビタミンB6は、免疫機能の正常な働きの維持、皮膚の抵抗力を増やしたりわたしたちの体に重要な栄養素です。
みかん
みかんMサイズ1個で約45kcal
ビタミンCがとっても豊富!次いでビタミンAの成分も多く含まれています。
ビタミンCは、毛細血管、歯などを正常に保つ働きを持っています。
その他には風邪などの病気に対する抵抗力を強くする働きがあります。
ビタミンAは 目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、こちらも抵抗力を強める働きがあります。
「風邪予防にみかんが良い」とされるのは、ビタミンC、Aが豊富で抵抗力を高めてくれるからなのですね。
風邪を引くときはひきます…(みかん食べても風邪引きました)
よく寝て、バランスの良い食事がとれるように心がけるのがポイントです。
みかんがよくお店に並ぶ、冬の時期にぴったりなフルーツです。
いも類
蒸しさつまいも
さつまいもはMサイズ1/4本、約66kcalです。
バナナより腹持ちが良く、ビタミンCやビタミンB6が豊富で、食物繊維も含まれています。
さつまいもは水に溶けにくい不溶性食物繊維も豊富で、腸内のお掃除もしてくれます。
水分を吸収して便の容積を増やし、大腸が刺激され、排便がスムーズになります。
なかなかお通じが出ないという場合は、さつまいもを取り入れたいですね。
また、有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにお掃除をしてくれます。
穀類
おにぎり
小さめのおにぎり50gは約89kcal
食べやすく小分けにして、小さく握るのも良いですね。
おにぎりは炭水化物(糖質)が豊富です!
炭水化物は体に必要なエネルギー源です。
少しですが、ビタミン類やミネラルも含まれています。
朝ごはんにご飯が残ったとき、小さなおにぎりを用意しておくのも良さそうです。
サンドイッチ
食パン8枚切り半分で約66kcal
食パンにも炭水化物は豊富に含まれ、体のエネルギー源となります。
つかみ食べしやすく、ほとんどの食パンは常温保存できるので常備しやすいのがメリットです。
バナナやいちごなどフルーツを挟んで食べるのも良いですね。
1歳児のおやつの組み合わせ
好き嫌いも気になる時期ですが、例えばバナナと牛乳などのいろいろな組み合わせにすることが大切です!
バナナだけ食べればビタミンB6が摂れるから、とたくさん食べさせるのは△
3食の栄養をバランスよく摂っていくのがポイントです!
それを踏まえた上で、余裕があるときで良いのでいろいろな食材を組み合わせてみてください。
今回は簡単に取り入れられる食材を使っておやつのメニューを考えてみました!
- フルーツサンド
- おにぎりと牛乳
- 蒸しさつまいもとヨーグルト
フルーツサンド
生クリームは使わず、代わりにヨーグルトを使って作ります!
- 食パン8枚切り 1/2枚
- 無糖ヨーグルト パンに塗る程度
- バナナ 1/4本
作り方はとても簡単!
食パンにヨーグルトを塗り、切ったバナナを挟むだけです。
おにぎりと牛乳
とっても簡単、用意しておくだけでいいんです!
牛乳もプラスする場合は
牛乳 50ml…35kcal
おにぎり 40g〜50g…71kcal〜89kcal
合計 106kcal〜124kcalとちょうど良いですね。
細かく切った海苔をまぶしたり、かつお節削り、ごまなどを混ぜ込んでも美味しいです!
蒸しさつまいもとヨーグルト
さつまいものモサモサした食感が苦手なら、ヨーグルトと混ぜ込む方法があります!
さつまいもの甘みが、ヨーグルトの酸味を少しまろやかにしてくれます。
蒸しさつまいも Mサイズ1/4本…66kcal
無糖ヨーグルト 小鉢の半分(60g)…37kcal
合計103kcalです。
さつまいもがないときは、みかんやバナナ、いちごなどフルーツにしても美味しそうですね。
もちろん、別々に食べても良いです。
1歳児のおやつのまとめ
まだ1回に食べられる量が多くはないので、食事だけでは必要な栄養素が不足しがちです。
おやつの回数は、1日1〜2回
おやつを食べるタイミングは、ご飯に影響の出にくい午前10時と午後3時がおすすめ!
1日のおやつの量は約100kcalが理想的
食事で不足する栄養を補うためには、おにぎり、サンドイッチ、バナナ、ヨーグルトなどのような軽食やフルーツなどを取り入れるようにしましょう!