使い古したタオル、そのまま捨てていませんか?
そのタオル、実はまだ使えるんです。
わたしの義実家はかなりの節約好きです。
安いうちに日用品はストックしたり、リサイクルショップを利用したり、物は最後まで大切に使ったり
当たり前なのかもしれませんが日常にいろんな節約の知恵が溢れています。
そんな義実家から「ウエスが良いよ」と勧められました。
ウエスって何!?と思い見てみると使い古したタオルを切ったものを、ティッシュなどの代わりに使っていました。
早速勧められるがままに、我が家でもウエスを使ってみました。
すると・・・使い心地が良い!
古布だから捨てるだけなので、使い捨てに使うのがとてもノンストレスで驚きました。
使いはじめると本当に快適でした。
この記事では、ウエスの作り方、使い方、1ヶ月使ってみた我が家なりに感じたこと紹介します。
費用は0円、ウエスの簡単な作り方
ウエスは通販サイトなどでも買うことができますが、捨てる物にあまりお金をかけるのはもったいないですよね。買わなくて良い方法もあります。
実は節約に嬉しい無料0円でウエスが作れます!
これはぜひとも作るしかないですよね。
材料は、使わなくなった古布、できればタオルやバスタオルの生地がウエスとして使いやすい素材
古布はできるだけ洗濯した物を使用してください。
作り方はとっても簡単、ハサミで切るだけ
でもそれだと繊維がボロボロ落ちてゴミが増えます。
せっかく綺麗にするためにウエスを使うのに、繊維が落ちては逆にゴミを散らかしてしまいます。
では、何か良い方法はないのでしょうか?
タオルに最初ハサミで切り込みを入れ、手で割いて切っていくとゴミが増えません。
あれ??ウエスはどの大きさに切れば良いの?
何にでも使えるおススメのウエスのサイズは、ティッシュの1/2の大きさです!
例えば、タオルを切っていきます。半分にして、さらに半分にして・・・それを繰り返していくとティッシュの1/2のサイズになるのでそれを畳んで保管しておいています。バスタオルから切ると少し根気のいる作業となりますが、たくさん使える量が取れるので嬉しくなります。
保管場所は、わかりやすいところやすぐに取り出せるとこをにあると便利です。
我が家では、使わないカゴの中に入れています。
リビングのところに置いて、いつでも取り出せるようにしています。
- 通販サイトなどでも売っているが、0円で作れる
- 洗濯してある使わなくなった古布を使うと良い(いろいろ使うため)
- タオルなどはハサミで切り目を入れて、手で割くと繊維がこぼれにくい
- 最終的にはティッシュ1/2くらいの大きさが使いやすい
ウエスに向いている布は何?
タオルやバスタオルばかりではなくいろいろな使い古した布がありますよね。ではどんな布が向いていているのでしょうか?
- タオル、バスタオルなどのコットン生地
- 靴下、Tシャツ、カットソーなどの綿100%のもの
- その他のタオル生地 リネン、ガーゼ
タオル、バスタオル
何でも万能です。タオルにもさまざまな厚さがありますが、ここでのタオルはフェイスタオルサイズの綿生地のものをさします。その他の生地は三番目のリネン、ガーゼ、ワッフルなどの肌さわりの違った物があります。
靴下、Tシャツ、カットソーなどの綿100%のもの
ここまで登場しなかった靴下や、Tシャツなど・・・これもまたウエスとして使えました。
タオルより少し薄い生地ではありますが、細かなところを拭くのに適していました。薄い生地のため、カットは手で割くよりはハサミで切る方が切りやすかったです。
細かなところに使えるので、キッチンなどで大活躍しそうですね。このあとのキッチン周りでご紹介します。
その他のタオル生地 リネン、ガーゼ
リネンの生地は、吸水性も良いのでウエスになる前から拭き掃除などにも大活躍します。
ガーゼは、子供が生まれてからたくさん活躍してきました。我が家では下の子も大きくなってきたので、少し古くなったガーゼハンカチ、使わなくなった沐浴用のガーゼをウエスにしました。
とってもふわふわでもったいないくらいですが、ただ捨ててしまうのではなくウエスとして最後は役目を果たしてもらいたいです。
ウエスの使い道はたくさん!
ウエスを準備しました!
さて、どんな時活躍できるのでしょうか?
小さな子供がいる我が家の場合はたくさんの出番があります。
- お尻拭き
- お茶などをこぼした時
- 嘔吐時
- キッチン周り
- 洗面所周り
- 床拭き
お尻拭き
子供のお尻拭きとして、我が家で一番使います。
ウエスを水で濡らして絞れば出来上がり。
市販のお尻拭きには水の他に品質を維持して保管しておくためにいろいろな成分が入っています。
メーカーにも寄りますが例えば、 パラベン、アルコール、フェノキシエタノールなどの成分が入っていました。
99%以上水を使用・・・安心してください、というお尻拭きのメーカーも有名ですよね。
ウエスは水道水で濡らしますので、100%水だけを使用しています。
シンプルでわかりやすく、安心できるのではないでしょうか?
「市販のお尻拭きを控えたいけど、どうしたら良いのかわからない」という場合もぜひウエスを使ってみてください。
洗濯をする洗剤も肌にやさしい物を選ぶと嬉しいですよね。
また、ウエスの使用枚数はその時の便の状態にもよりますが、普通便などであれば1歳児なりたての場合はウエス3枚ぐらい濡らしておくと安心でした。
ちょっと濡らすのには手間がかかりますが、市販のお尻拭きより厚いのでしっかりと拭き取れ、その結果拭く回数が減りました。
これはとっても嬉しかったです。
そして、こんな方法もあります!
冬場の寒い時は電子レンジで600W10秒〜20秒ほど温めるとホット濡れウエスに変身!
ウエスを置いても良い容器(タッパーや皿など)に置いてから温めてください。
中にはまた洗って使うタイプの布のお尻拭きもあります。
以前、子供が布オムツを使っていた時に、買ってみようか悩みましたが値段が高くて機会を逃していました。
今は保育園に通っていて感染症も怖いので、現在は使い捨てのウエスのお尻拭きに魅了されています。
ウエスがあるときは、お尻拭きよりウエスから使います!
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、ぜひ一度はウエスでお尻拭きとして試してみて欲しいです。
お茶などをこぼした時
娘が1歳でイタズラ盛り、わざわざ蓋を外して遊びます。
息子は握力が弱いのでついコップの中身をこぼしちゃいます。
そんな時、またウエスが登場。
タオルを使うのであっという間に水分を吸収し、片付きました。
勿体ないですが、以前は我が家はティッシュを何枚も何枚も使って拭いていました。
ティッシュがいらない、ウエスはすごい節約です・・・
また、一度洗濯した布を使うのでテーブルの汚れのふき取りなどにも使っています。
そのときは布巾を使いなさい、という声も聞こえてきそうですね。
布巾がある場合はそちらをお使いください!
嘔吐時にも
最近あった出来事ですが、娘が保育園からノロウイルスを貰って来てしまい嘔吐が続きました。
嘔吐時は二次感染の可能性があるので、手袋をしてください。
そして拭き取るにもウエス、殺菌するにもウエスを使い、使い終わったあとは別な袋に入れて廃棄をしてください。
空気感染の可能性もあるので、ゴミ袋は念のため二重にして破棄しましょう。
そしてゴミの日に、ゴミ袋に入れて捨てるなどの処理をしてください。
ノロウイルスの場合は殺菌、85℃熱湯消毒などしない場合は20日間も菌が生き続けると言われています。
感染力が強くと怖かったのです。
その時はウエスを切らしていて、ティッシュなどでふき取りました。
ふき取りが足りなかったりといろいろ反省しています。
娘から、わたしにと感染して1週間で終息しました。
キッチン周り
ガスコンロなどの汚れを拭き取るにもウエスを濡らして絞った物を使えばかなり取れます!
ただし固まった古い汚れを取るには、取れる汚れもありますが限界がありました。
ちょっとした汚れ拭き取りにも汚れが取れるので、ウエスの使い心地が良かったです。
我が家では水道の位置が高く設置されているので、水しぶきの水分を吸収するためにウエスを1、2枚敷いています。
その後は定期的に捨てたり入れ替えていますよ。
触りたくない水垢ができてしまった時にもウエスの出番です。
さっと拭いて、ゴミ箱にポイっとできて便利でした。
電子レンジの汚れには、ウエスを濡らしてそのまま入れて20秒くらい温めます。
そしてそのウエスを使って電子レンジ内の拭き取ることができます。
洗面所周り
こちらも水垢に使うことができます。
そしてちょっとした水拭き、汚れにサッと気軽に拭き取ることができます。
あとは鏡や洗面台の汚れ拭きにも使えます。
気にならないのであればここはウエスではなく、手拭きなどに使ったタオルを洗濯する前に拭きあげて一緒に綺麗にした方が良いです。
床拭き
こぼした時もそうでしたが、床拭きに最適なんですよ。
食べかす、ちょっとした時に手のひらサイズなので本当に最高でした。
使い道豊富、ウエスは主婦の強い味方だということがわかりました!!
そのほかにもトイレ掃除として、窓拭きとしても使い、ちゃんと汚れが落ちていました。
何でも使えるので、ウエスは掃除の味方!
ウエスを1ヶ月使ってみての感想
我が家にとっては、もうウエスがなくてはならないものになりました!
ウエスは何にでも使える無限なアイテム。
そして、いらないタオルですぐに作れる主婦、みんなの味方です。
捨てるんですけどね・・・笑
切るのがめんどくさいなぁと思っていたものの、切るだけでティッシュよりも画期的なのです。
そしてびっくりしたのがティッシュとお尻拭きの節約になりました!
ただ一つだけ問題点もありました。
なんとウエスにするための古布がないことです!笑
わざわざウエスのために新しいタオルを用意するのは、かえってタオル代の方がティッシュ代よりも高くなってしまいます。
義実家ではすでにウエスを使っているので声をかけられませんが、実家には「いらないタオルなどがあったら頂戴ね」といつも言っています。
教えてくれた義実家には感謝しています。
節約家の義実家、まだまだ真似てみるべきことがありそうです!
洗面所や引き出しの中にある、もうすぐ捨てようかなとしていたタオルはありませんか?
そのタオル、カットして最後に家を綺麗にしてみましょう。