赤ちゃんが生まれ、小さい子供を育てている上で、食品に入っているさまざまな食品添加物は多少でも気になりますよね?
でも、食べるもの全て食品添加物を無添加、野菜や果物は無農薬、こだわりの国産のお肉やとれたて卵にしたら食費は数倍にも膨れ上がってしまいます。
家族4人でも食費は6万円も超えるのではないでしょうか。あるいは、もっとかかるかもしれません…
そんなにお金もかけられないし、全部食品添加物を無添加にしたら…ストレスになってしまいます。私は少なくともそうです。
一体どこまで妥協すれば良いのでしょうか?収入が20万程度の我が家ですが、少しこだわりながら生活をしています。
日本食品添加物協会の講演をなんと3回も受け(偶然にも)、食品業界にいた経験、2人の子供を育てている経験から無理なく続けていく方法を書いていきます。
無添加?無農薬?
まず、食品添加物の「無添加」と素材の「無農薬」はどのようなことでしょうか?
食品添加物なので、保存料、着色料、化学調味料、香料などは入っていません。自然の素材のみで作られたもの
食品添加物は食品を作るために必要なものなのです。日持ち向上、味や風味を整えたりなど。
言葉の表現って難しいですね。
一方、無農薬野菜の他にオーガニックや有機栽培など聞いたことはありますか?
- オーガニック、有機栽培… 堆肥という有機物を分解した肥料を使って育てた野菜。名乗るには農林水産省の基準を満たす必要がある。
- 無農薬…農薬を使わずに育てた野菜。
食品添加物がない、食材は無農薬~生活のメリットとデメリット
食品添加物を無添加にする、無農薬野菜を使うメリットやデメリットはあります。
メリット
食品添加物に含まれていると懸念されているアレルギー物質や発がん性物質、それから回避することができると言われています。
食品はたくさんの種類があり、その食品から受けるアレルギーは多いと言われています。アトピーや喘息などの原因もあるのでは、と言われているのをよく耳にします。食品添加物を無添加、無農薬や減農薬にすれば防ぐことができるといいます。
もちろん安全だと認められてから、ようやく食品添加物を使うことができるので必ずしも危険とは言えません。危険なら口にする食品に使うことはできませんからね。
添加物を気にしていても、塩分過多の食生活を続けると高血圧などになる可能性もあるので、安易に添加物だけを気にする生活もいかがなものかと思います。でも、気になるものは気になります。
デメリット
まず、野菜を育てたことがある方であれば「無農薬」で育て出荷することがどんなに大変かわかると思います。害虫被害など。
そんな大変な中、出荷基準の大きさなどに育てあげるまでの努力を踏まえたらどうしても値段は高くなってしまいますよね。値段が高いと毎日食べるのは大変です。
また、食品添加物の着色料、香料、保存料を無添加にするので、色が薄い、香りがなく味に深みがない、すぐに食べ物を悪くししまう(カビ、腐敗してしまう)こともあります。
安易に食品添加物で旨味や甘味、香料の調整をしない分、素材の持ち味を活かし、その結果商品の原価が上がってしまうため、食品添加物が無添加な商品も値段が高いものばかりになってしまいます。
最低限のこだわりからはじめよう
毎月20万円前後の収入の我が家ですが、最低限毎日使うものはこだわる。
毎日使うものって何でしょうか?
我が家では調味料にこだわっています!
少量ずつしか使わない調味料。
でも、毎日使うものだからこそ食品添加物の少ない調味料を使うと安心できますよね。
我が家は減塩で、アルコールの日持ち向上剤のある醤油を使っています。
炒め物、煮物で使えばこのアルコールも飛んでしまいますからね。
無農薬野菜にどうしてもこだわるなら、まずは無農薬で家庭菜園からスタートしてみるのも良い経験になるでしょう。
害虫被害を避けたいのなら、家の中で育てるなども。
ベビーレタスなどは窓際での栽培もできましたので、初心者さんには育て、栽培しやすい野菜です。
いや、育てられないわ…
ズボラ、めんどくさがりの私はスーパーで野菜を買います。笑
無農薬とは全く異なりますが、国産の野菜か県内で取れた野菜があればそれらをなるべく買うようにしています。
また、できるなら産直の野菜など。
地産地消に繋がり、とれたて野菜を食べられます。
食品添加物の見分け方
どの商品に添加物があるのかよくわらかないよ。
簡単な見分け方、教えちゃいます!
多くは商品の裏か脇にある表示「原材料名」を見るとすぐにわかります。
原材料名では、素材、素材/食品添加物、食品添加物
といった感じで「/」でわけるようになりました。/以降に調味料(アミノ酸)など記載があればそれは食品添加物です。