ある日、児童手当金を管理していたキャッシュカードが消えていたんです。
恐ろしいことだと思いませんか?
誰も知る由もないはずのカードの在り処
いつの間にかカードが消えていたのです。
全ては既にはじまっていました
児童手当の本来の使い道

よく見かける児童手当の使い道は、教育資金
その次に見かける児童手当の使い方は生活費など
どちらの使い道にせよ、とても重要な役割をしている児童手当
子供たちの大学進学の資金
わたしたちの暮らすところは田舎のため近くに大学はなく、どこかアパートを借りて大学に通う必要があります。
そのため、大学では4年間で生活費を含め1人あたり約1,000万円必要とされています。
児童手当は総額で約200万円と大学に通うにはそれだけでは足りないですが、少しでも進学の資金にしようと貯金していました。

するとある日、児童手当の専用口座のキャッシュカードがなくなっていたのです。
ほとんど家で管理していたので、他者が持ち出した可能性はほぼない状態
夫に「キャッシュカード知らない?」と連絡をし、返事を待っている間に銀行へ問い合わせをしました。
いくつか使われているように確認ができます。カード使用は止めておきます。
なんと気づくのが遅くなったのか、銀行のお問い合わせ窓口に電話をしてみると、すでに引き落としの形跡があったのです。
見えない何者かの存在に恐怖しながら、即カード使用を止めてもらいました。
いったい誰が・・・?
そしていったいどれだけ口座にお金が残っているのでしょうか?
通帳が手元にあったので、すぐに銀行へ行き記帳をしました。
すると…
機械で記帳がされていくのですが、その音が鳴り止まないのです。
つまり、引き落としの明細が何度もあったということを意味しています。
2年貯めてきた児童手当が、半分以上も減っていたのです。
しかも、約15日間でほぼ毎日お金が下ろされていました。
絶句…
児童手当が消えた先

「すみません」
夫が帰宅後、第一声が謝罪の言葉でした。
夫は、児童手当をパチンコに使っていたのです。
当時のわたしは妊娠中、ようやく退院したばかりで、ほとんど動けないなかの出来事でした。
なぜ、このタイミングで・・・
「人は完全に信用してはだめなんだ」と痛感した瞬間でした。
そのあとは、身内に雷を落としてもらいました。
児童手当やお金を守るためにできること

子供たちの将来のためにできることを見つけました。
それは、教育資金を必要な時に使えるようにすること。
- 学資保険を使う
- 貯金通帳のキャッシュカードは作らない
金庫を買ってそれに保管しようとも考えましたが、置くところもなく金庫にかけるお金もなかったので断念
学資保険を使う

すぐに知り合いの保険屋さんに電話して、学資保険の資料を貰いました。
まさにその通りです。
- わたし自身も学資保険で入学した
- 各入学時にお祝い金として貰える
- 銀行に貯金しておくより少しお得
- 教育資金として本当に必要な時期にまとまったお金がおりてくる。
万が一、契約者である親が亡くなってしまった時にその後の支払いは不要
いつでも手元にあるわけではないので、きちんとお金を守ることができます。
保険会社によって多少の違いはありますが、わたしの加入している学資保険はこんな感じです。
未来のことなんて誰もわかりませんよね。
お金が足りなくなることもあるかもしれません。
そんな時に、学資保険で積立分があると安心できます。
貯金通帳のキャッシュカードは作らない

キャッシュカードがあると簡単にお金をおろすことができます。
コンビニのATMで気軽にお金をおろせる時代
便利になりすぎたからこそ、危険も大きいのです。
そこであえてキャッシュカードを作らず、通帳だけにしました。
通帳だけにすると平日の営業時間内の銀行の窓口でしかおろせないので、使いすぎ防止になります。
子供貯金など少ない金額を貯めるに良さそうで、我が家ではそれぞれゆうちょ銀行に子供がもらったお年玉を貯金しています。
それと合わせて月2,000円ずつ貯金もするようにしました。
まとめ

学資保険は小学校の入学、中学校の入学などお金が必要な時に20万円など、まとまったお金が通帳に入ります。
もしかして使われるかも?
そんな不安があるときは、念の為に対策をしておくといいでしょう。